2019.03.05
前回お知らせしたように、2月1日にSoundmapのアップデートが行われ、iPhoneを使って音楽制作をする人にとって便利で嬉しい3つの機能が増えました。
前回のコラムではその中のひとつ「メトロノーム機能」について、機能が搭載された理由と実際に使ってみて感じた便利さについてご紹介させて頂きました。
今回のコラムも前回に引き続き、メトロノームに関する内容となっています。
Soundmapではメトロノーム機能は課金メニューとなっています。「設定」の画面を下にスクロールしてゆくと「課金メニューについて」という項目が出てきます。
ここで購入ボタンをタップすると、すぐにメトロノーム機能が追加され、使用できるようになります。
テンポや拍子などは、マップ画面右上にあるメトロノームアイコンをタップすると表示される設定ダイアログで調節することが出来ます。
メトロノームの音色は5種類から選べるので、自分の聞き取りやすい音色を選んだり、逆にメトロノームの音に気を取られないような音色を選んだりと状況に応じて使い分けることが可能です。
また、メトロノームに囚われずテンポを自由に揺らして演奏したい時や、録音した音源をメトロノーム音なしで聴きたい時にはメトロノームダイアログ右下の「機能オフ」をタップすることでメトロノームの機能をオフにすることが出来ます。
前回のコラムでご紹介したように、一度機能をオフにしてしまっても、録音時に設定したメトロノームのテンポは記録され、そのノードの波形編集画面左上にあるメトロノームアイコンの下に表示されますので、テンポがわからなくなってしまう心配はありません。
録音時のテンポ設定さえ合わせれば、いつどこで誰が録音した音源同士であってもマップ上でノードを重ねるだけできれいに多重化することができます。
多重化や連続再生をした時に出来る限りずれや不自然さを感じずに音楽に集中するには、録音時にはイヤホンを使ってメトロノームを使用し、再生時には機能オフでメトロノーム音をなくし、演奏の音だけを聴く、という方法がおすすめです。
メトロノームダイアログの中に「カウントイン」のオン/オフがあります。
カウントインとは録音を開始する前にメトロノーム音を鳴らす事を言います。録音開始と共にいきなり鳴っているメトロノーム音に合わせて演奏するのに比べ、演奏前にカウントをとってから演奏するとテンポ感を掴みやすくなりメトロノームに合わせた演奏がしやすくなります。
▼カウントインなしで演奏
▼カウントインありで演奏
一定のテンポを保って演奏するのが苦手、アウフタクトの次の小節から演奏するときにアウフタクト部分をイメージする時間が欲しい、という方はぜひ使ってみて下さい。
さて、いかがでしたでしょうか?
次回は新機能その2「録音のやりなおし」の機能についてご紹介致します。
こちらも録音・作曲には欠かせない便利機能となっています。
お楽しみに
前回のコラム「Soundmapにメトロノーム機能がつきました」はこちら
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