2019.04.15
みなさまこんにちは!
iPhoneのアプリ「Soundmap」のradius社員によるコラム企画です。
今回の企画では3週にわたって4月5日のアップデートで新たに追加された新機能と、これまでのアップデートで増えてきたツールを上手に使うコツについてご紹介いたします。
あれ?ついこの間もアップデート記念コラム企画をやっていたような?と感じた方もいらっしゃると思います。そうです。Soundmapはより便利で楽しいアプリとなるべく、常に進化し続けているのです。
今回はどんな進化を遂げ、何ができるようになったのか?
実際にアプリを使いながら紹介していきます!
Soundmapの最大の特徴はなんといっても録音した音源をマップ上に配置し、それらを自由に動かすことができる点にあります。
音楽製作中に浮かぶ「この音とこの音を重ねたいな」といったアイデアや「このフレーズの続きはどちらのフレーズがいいかな?」といった迷いもすべてマップ画面上に形に残し、あとから色々なパターンを試してイメージを広げてゆくことができます。
連続再生や多重化を簡単に試せてとても便利ですね。
☆連続再生についての詳しい記事はこちら
☆多重化についての詳しい記事はこちら
しかし、こうして試行錯誤を繰り返しながら楽曲を完成させてゆく作業を、ひとりではなくみんなでできたらもっと楽しいし便利なのになあ…と感じた方も多いのではないでしょうか?
なんと!そんなみなさまの声にお応えすべく、アップデート後のSoundmapでは、マップをまるごと共有し、ひとつのマップをみんなで作れる機能が追加されました!
早速マップを共有してみましょう!
まず、マップ画面下のシェアリングアイコンをタップし、「プロジェクトを共有」を選択します。(画面に表示するアイコンは設定画面「アイコンの表示を編集」で自由に選択できます。)
共有可能なツールとAirDropが可能な端末の一覧が表示されるので、マップを共有するにはメールかAirdropを選択しSoundmapでプロジェクトを開くことができる相手に送信します。
プロジェクトを受け取った側は、受け取った項目の追加場所からSoundmapを選択します。
すると受け取ったプロジェクトはSoundmapの「全てのプロジェクト」の中の「zip」の中に入ります。
プロジェクトをマップで展開したい時には開きたい項目を選択し、表示されたダイアログで「OK」を選択すれば、「プロジェクト」の中に追加され、すぐに編集が可能になります。
簡単に共有できてしまいましたね。
Soundmapなら他の人が作った音楽を聴いて浮かんだ「自分ならこうしたい!」「このフレーズにはこんな音を重ねたい!」といった直感的なアイデアをすぐに形にすることができるので、離れた場所にいる人同士でも不便さを感じることなくスムーズに音楽制作を行うことができます。
また、マップに配置したたくさんのアイデアを聴き比べる際にも、Soundmapならわかりやすく並べて順番に聴き比べをすることができるので、みんなでマップを共有したらノードが増えすぎて使いにくい!なんてこともありません。
☆聴き比べの際に便利な優先フラグについての記事はこちら
そしてやはり、離れた場所にいる相手と共同で音楽制作をする際にSoundmapを使うことの一番のメリットは、アイデアを全て「とりあえず」ひとつのプロジェクト内に残しておける点です。
たとえば、バンドメンバーが作った楽曲を聴いて、「この部分は違うフレーズの方がいいのでは?」と感じた時に、仲間が作った音源の一部を消してしまって修正を加えるのではなく、仲間のアイデアを残したまま同じプロジェクト内に別のアイデアを配置して提案することができるのです。
プロジェクトマップの共有機能は、それぞれのアイデアを持ち寄って、あらゆるパターンを試しながら試行錯誤を繰り返して最高の楽曲を作り上げてゆきたい!というバンドマンにはもってこいの機能なのではないでしょうか?
さて、いかがでしたか?
今回はSoundmapをインストール済みのユーザー間での「プロジェクトマップの共有機能」の使い方をご紹介しましたが、次回のコラムではSoundmapをインストールしていないユーザーと音源を共有する方法や便利さについてご紹介されていただきます。お楽しみに
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