2019.03.27
みなさんこんにちは!
アップデート記念Soundmapコラムの締めくくりとなる今回は、新機能3つ目となる「多重録音」についてご紹介します!
多重録音は、iPhoneのボイスメモツールにはないSoundmapならではの機能です。
バンド曲などの複数の楽器を使った楽曲を作りたい方、自分の歌に重ねてコーラスやハモリのパートを考えたい方には特におすすめの便利機能なので、興味がある方はぜひ、コラムを参考に使ってみてください!
これまでのSoundmapで複数のパートを重ねるには、それぞれのパートをそれぞれに録音し、あとから多重化して複数のパターンをためして聴き比べ、音楽のイメージを広げてゆくのが唯一の方法であったと思います。
▼これまでのSoundmapでの多重化
しかし、仲間とセッションをする中で偶然出てきた使えるフレーズを組み合わせて楽曲を完成してゆくように、音楽を聴いた瞬間に浮かぶ直感的なアイディアを活かして音楽制作を行いたい方にとっては、この方法では良いアイディアが出にくいと感じられたかもしれません。
ですが、そんなセッション派のみなさまの中で、スタジオや自宅などで録音済みの音源や他のパートの演奏に合わせて「なんとなく」弾いてみたものがすごく良かった!でも録音していなかったのでどんなフレーズに合わせてどんなふうに弾いたのか思い出せず、2度とあの最高のフレーズは弾けない…なんていう悔しい思いをしたことがある方はいませんか?
Soundmapの新機能「多重録音」は、そんな「直感的に音楽制作をしたいし、それをしっかりと保存しておきたい!」という方の願いを叶えてくれます。
録音した演奏を聴きながら自由に演奏し、それらを全てしっかりと保存できるのです。
それでは実際に使いながら多重録音機能の使い方をご説明させていただきます。
まず初めに理解していただきたいのが、多重録音のボタンは波形編集画面の右下に配置されている丸い録音ボタンであるということです。
前回のコラム「録音のやりなおし機能」を読んでくださった方はあれ?と疑問に感じたかと思います。
そうなのです。録音のやり直しボタンと多重録音ボタンは見た目と配置されている位置は全く同じなのです。
しかし、同じボタンですが場面によって使い方が変わります。
ややこしそう…と感じた方もいらっしゃると思いますが、安心してください。
今からわかりやすくご説明致します!
マップ画面真ん中にある「録音ボタン」またはメニュー画面にある「クイックスタートボタン」を押して録音を開始し、録音を停止すると画面右下の録音ボタンが赤く光ります。
これが前回ご紹介した「録音やりなおしボタン」です。
画面右上の「完了」ボタンを押して音源の保存が完了していないこの状態はまだ「録音画面」なので、タブを開いて編集することもできません。
この「録音画面」つまり「音源が保存されていない状態」では多重録音をすることは不可能なので注意してください。
それではどんなときにこのボタンが多重録音ボタンになり、多重録音ができるのか?と言いますと、保存済みのノードの「編集画面」を開いたときです。
先ほどと同じように音源を録音した後に画面右上の「完了」ボタンを押して音源を保存し、マップ画面に表示されるノードの「編集画面」を開いたときには、画面右下の録音ボタンが「多重録音ボタン」になります。
ひとことでまとめると、画面右下の録音ボタンは「録音画面」(タブが開かない)では「録音やり直しボタン」であり、「編集画面」(タブが開く)では「多重録音ボタン」となります。
つまり多重録音は「保存済みの音源」(マップ上にあるノード)を使ってのみ行えるということです。
では、実際に手順を踏みながら多重録音を行ってみましょう。
まず、マップ上にある元となるノード(多重化したいノード)を長押しし、「編集」を選択して波形編集画面を開きます。
ここで画面右下の録音ボタンを押すと、多重録音が開始され、元のノードを聴きながらの多重録音ができます。
録音停止ボタンを押し、録音した音源を破棄したい場合には「戻る」ボタン、保存したい場合には「完了」ボタンを押します。
▼多重録音の一連の流れ
ここで注意して頂きたいのが、ここでも「保存済み」の音源に対してしか「多重録音」は出来ないということです。
つまり、多重録音後に「完了」を押していない状態で画面右下に表示されている録音ボタンは「録音のやり直しボタン」であり、ここを押して録音のやり直しを開始すると、先ほど録音した音源が破棄されてしまいます。
ここの「完了」ボタンを押して録音を保存すると、先ほど多重録音したノードの編集画面になります。
ここでもまた「完了」ボタンを押すと録音・編集内容が保存されてマップ画面に戻り、「戻る」ボタンを押すと全てが破棄されます。
さて、いかがでしたでしょうか?
Soundmapでは最大10個までのノードを多重化することが可能なので、バンドなどの複数パートで成り立つスタイルの楽曲も多重録音機能を使って直感的に作ってゆくことが可能です。
近年はジャンルの垣根を超えて様々な音楽の要素が混じり合った楽曲も多く世に生み出されているので、多重録音機能を使って様々な楽器やパートを自由に重ねて楽しんでみるのもいいですね。
第1回コラム「Soundmapにメトロノーム機能がつきました」はこちら
第2回コラム「使って楽しい!メトロノーム」はこちら
第3回コラム「何度でも簡単録りなおし!残したい音源だけ残せる!」はこちら
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