2020.05.01
「ワイヤレスイヤホンは音が悪い」
そんなイメージを持っていませんか?
ワイヤレスイヤホンが流行り出した頃は、確かに利便性重視で音質はイマイチな製品が多かったかもしれません。
しかしワイヤレスイヤホンは日々進化していて、どんどん高音質化が進んでいます。
今回紹介するのは、ラディウスの「HP-NX20BT」と「HP-NX30BT」という同じシリーズのイヤホン。
ワイヤレスの利便性はもちろん、音質も自信を持っておすすめできる高音質イヤホンです。
ぜひ、イヤホン選びの参考にしてみてください。
HP-NX20BTとHP-NX30BTの大きな特徴は、ラディウスが新たに独自開発した「FLW構造ドライバー」という高性能ドライバーを搭載していることです。
イヤホンには主にダイナミックドライバーという音を出すためのパーツが入っています。
従来のダイナミックドライバーはボイスコイルのリード線を振動版に直接接着していたため、不自然な振動となり音質に悪い影響を与えていました。
「FLW構造ドライバー」はドライバー中心の空洞部分から空中に浮くように配線をすることで振動板に余分な負荷を与えることがなくなり、より自然で高音質で音楽を再生することができるようになりました。
HP-NX20BTとHP-NX30BTは、Bluetoothの超低遅延コーデック「aptX LL」に対応しています。
これが最大の特徴といっても過言ではありません。
Bluetoothイヤホンは無線で音のデータを飛ばすという特性上、通常はどうしても映像に対する音の遅延が発生してしまいます。
「aptX LL」というのは、この遅延を最小限に抑えられるコーデックのことです。
aptX LLの性能はオーディオ伝送遅延速度が約40ms(0.04秒)と極めて低く、人間はほとんど感知できないレベルまで遅延を低減できます。
イヤホンをしながら音楽ゲームや動画視聴をする際に遅延を感じなくなるので、とても快適になります。
ちなみに高音質コーデックの「aptX」にも対応していて、通常の「SBC」やiPhoneと相性の良い「AAC」にも対応していますよ。
ラディウスが独自開発した「ディープマウントイヤーピース」を標準搭載しています。
このイヤーピースは耳のより奥で幅広くフィットする形状になってるため、
・フィット感が高い ・遮音性が高く音漏れが少ない ・低音を逃がさず増強できる
こんなメリットを享受できます。
また、イヤーピースを装着するポート部分は「アジャスタブルポート」という機構になっていて、イヤホンの装着位置を2段階で調節できます。
他のイヤホンでもあえてディープマウントイヤーピースに付け替える方もいるほど、大人気のイヤーピースです。
【公式リンク】HP-NX20BT 製品詳細ページ
シリーズのスタンダードモデルです。
スタンダードモデルでもaptX LLに対応しています。
定番のブラック。
HP-NX20BTはケーブルも全てカラーリングされているのが特徴です。
上位機種のHP-NX30BTにはない特別なカラーです。
上位モデルであるHP-NX30BTと比べてしまうと、ドライバー径が小さいため全体的な迫力と繊細さでは劣ります。
しかしそのおかげで素直な音質傾向のため、特にポップス系の音楽ではHP-NX20BTを気に入る方も多いはず。
中高音域の表現が得意で煌びやかなサウンドを楽しめますよ。
実はHP-NX20BTに付属しているディープマウントイヤーピースのカラーは、イヤホン本体のカラーに合わせた特別仕様です。
レッドとブルーのディープマウントイヤーピースは、HP-NX20BTを購入しないと手に入らないレアなイヤピースとなっています。
【公式リンク】HP-NX30BT 製品詳細ページ
シリーズのハイグレードモデルです。
スタンダードモデルのHP-NX20BTよりもドライバー径が大きく、より迫力のあるサウンドを楽しめます。
HP-NX30BTはヘッド部分のみにアクセントカラーが入っています。
HP-NX20BTよりもドライバー径が大きく、迫力と繊細さを併せ持った高音質を体感できます。
ラディウスのイヤホンは豊かな重低音に特徴がある製品が多いですが、このHP-NX30BTもその代表例ですね。
・力強い低音による迫力のある音 ・澄んだ中高域による繊細な音
通常はこの2つを共存させることは難しいのですが、それを両立させたのがHP-NX30BTです。
音楽ジャンル問わずおすすめですが、特にジャズやクラシックなどの楽曲でその本領を発揮します。
aptX LLに対応しているおかげで、通勤通学の際にイヤホンで動画視聴やゲームをするときに大活躍します。
・映画を見たり ・音楽ライブを見たり ・音ゲーを楽しんだり
とにかく遅延を感じずに楽しめるので、とても快適になります。
ワイヤレスイヤホンなので、周囲の人や荷物にケーブルが引っかかる心配も少ないのも嬉しいところ。
HP-NX20BTとHP-NX30BTなら憂鬱な満員電車も楽しめること間違いなしです!
注意点として、aptX LLを使うためには再生デバイス側もaptX LLに対応している必要があります。
もし対応していなくても、ラディウスの「RK-BT100」(aptX LL対応トランスミッター)を使えば、スマホやゲーム機などのデバイスをaptX LLに対応させることができます。
HP-NX20BTとHP-NX30BTは超高音質なので、もちろん純粋に音楽を聴くためのイヤホンとして非常におすすめです。
それでいてaptX LLというメリットまである、まさにオールラウンダーな万能イヤホンです。
音楽も動画視聴もゲームも贅沢に快適に楽しめる。
そんな今の時代に合わせたイヤホンがHP-NX20BTとHP-NX30BTです。
ラディウスの「HP-NX20BT」と「HP-NX30BT」について詳しくレビューしました。
超高音質かつaptX LL対応の高性能ワイヤレスイヤホンです。
音質もそれぞれに個性があるので、今回のレビューを参考にあなたの好みに合わせて選んでみてください!