2019.01.09
有線、無線いろいろなイヤホンがあるなか、ワイヤレスの使い勝手の良さや、小型さなどの利点からBluetoothイヤホンは高い人気を誇るようになりました。
通勤や通学時の電車やバスの中でBluetoothイヤホンで音楽を聴く方も多く見かけます。
人気のあるBluetoothイヤホンですが、どれでも同じというわけではありません。
音質や機能性能、価格など違いなど様々あり選ぶのに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
より快適かつ良い音質を求めるのならば、機能性能や音質をしっかりと見極める必要があります。
今回はラディウスの社内スタッフがBluetoothイヤホンを選ぶコツと実際に今回選んだイヤホンの使い心地についてご紹介いたします!ぜひ、皆様もお気に入りのイヤホンを見つけてみてください。
イヤホンの選び方にはいくつかありますが、まずはプロファイルをチェックしてみてください。
プロファイルとは、Bluetoothにおける機能を定めたものをいいます。
つまり、イヤホンのプロファイルを確認すれば、そのイヤホンでできることわかります。
Advanced Audio Distribution Profileの略であるA2DPは、音楽を送るためのプロファイルです。
高音質な音を楽しむのならば、A2DPは欠かせないといってもいいでしょう。
Audio Video Remote Control Profileを表すAVRCPは、AV機器のコントロールについてのプロファイルとなっています。
再生や一時停止、曲送りや曲戻し、早送りなどは、音楽を聴くうえで欠かせない機能です。
AVRCPがイヤホンとプレーヤー双方が対応していれば、わざわざプレーヤーで操作しなくてもイヤホン側で操作が可能となります。
HSPは、Headset Profileのことをいいます。
HSPでは、スマホやiPhoneとイヤホン間での双方向のモノラル音声のやり取りが可能となります。
音楽を聴くだけでなく通話でも利用できるため、スマホやiPhoneで音楽を聴く場合にはとても便利です。
HFPは、Hands-Free Profileの略で、HSPの機能にプラスして通話に関する機能が追加されたプロファイルです。
電話の発信、着信時の通話開始など、通話のシーンであると便利な機能が含まれています。
音質で選ぶ場合には、対応コーデックに着目してみてください。
Bluetoothで音楽を聴く際、音楽データはプレーヤー(スマホやオーディオプレイヤー)に無線で送れるデータに変換されてイヤホンへと送信されます。
このときに圧縮変換する規格がイヤホンごとに異なるのですが、その規格を表すのがコーデックです。
規格はそれぞれ圧縮率や圧縮方法が違うため、対応コーデックによって音質が変わります。
また、コーデックは送信側(スマホや音楽プレーヤー)と受信側(イヤホン)側の双方が対応している必要があります。
より快適な音質を求めるのならば、コーデックの確認は欠かせません。
Bluetoothの標準的なコーデックといえば、SBCです。
SBCの正式名称はSubband Codecで、コーデックの明記がないイヤホンは、基本的にSBCであると考えていいでしょう。
SBCはデータの劣化が目立つため、音質にかなり影響してきます。
最近人気のコーデックは、Advanced Audio Codingの略であるAACです。
主にiPhoneなどのAppleの製品に搭載されています。
SBCに比べると圧倒的に高音質で、転送速度も速いため音の遅延も少なくなっています。
動画や映画をみたり、ゲームをするときにイヤホンを使う場合におすすめのイヤホンです。
先ほど紹介したAACよりも高性能で高音質なのが、aptX HDです。
SBCに比べるととても音質が良く、一度使ったら手離せないコーデックといえます。
LDACは、ソニーが開発したハイレゾ相当の音質対応のBluetoothコーデックです。
かなりの高音質となっており、音の遅延もほとんど気になりません。
せっかくBlueoothイヤホンを買うのならば、性能がよく音がいいものを選びたいところです。
ここでは、悩み別におすすめのイヤホンの性能と、実際に担当者が使ってみた感想をご紹介します!
イヤホンは、耳にいかにフィットするかが重要です。
HP-N100BTは最小クラスとなる小さめのイヤホンであるうえに、バランスに優れた高音質を実現しているイヤホンです!
どうしても小型イヤホンだとチープな音しか出せないのでは?と思われがちなのですが、こちらのHP-N100BTは、クラシック、ジャズ、ポピュラー、ヒップホップ、EDM………etcどんな曲でも安定の音を出してくれました。
抜群のフィット感で楽しむ音楽は、まるで生の演奏を聴いているかのような使い心地でした。
HP-N100BTの詳しい説明は、こちらをご覧ください。
豊かな高音質を誇るイヤホンは、HP-N200BTです。
高解像度Fi-Flatサウンドを実現し、音楽データそのものの音をよりクリアに聴くことができます。
音楽それぞれのよさを深くまで楽しめるので、曲の新たな発見ができるイヤホンでした。
今までボーカル以外はあまり聞こえなく、聞き逃してしまっていた楽器それぞれのパートを聞きわけることもできて、細部まで音を楽しむことができました。
特に、中高音域の再現性が高い印象で、女性ボーカルの曲を聴くのに向いていると感じました。
HP-N200BTの詳しい説明は、こちらをご覧ください。
HP-N300BTは防水耐性の高い仕様が特徴です。
それでいて、深みのある低音とソリッドな音像を再現できている高音質なBluetoothイヤホンとなっています。
ヘッドホンに比べて、イヤホンではなかなか低音の深みが出にくいものですが、このイヤホンでは心地よいビートを感じることができました。
もちろん低音だけではなく、低音から高音までしっかり聞こえます。
コーデックはAACとaptXに対応しています!ワイヤレスイヤホンはどうしても音質が劣化するイメージがあるかと思いますが、この2つのコーデックに対応しているおかげで、高品質な音楽が楽しめました。
今回は音楽ではなく動画を見て使用感を確かめてみましたが、ストレスなく動画を楽しむこともできました。
HP-N300BTの詳しい説明は、こちらをご覧ください。
様々なイヤホンがたくさんのメーカーから販売されている今、選ぶポイントを知っていれば自分好みの音質や機能のイヤホンを選べるようになりました。
Bluetoothでも各メーカーで音質や機能を搭載したイヤホンがたくさん販売されています。
より自分に合うイヤホンを探すために、プロファイルや対応コーデックを事前に調べてお店や試聴イベントなどでぜひ試聴してみてください。
ラディウスでも、さまざまな特徴があるBluetoothイヤホンが揃っています。
自分の悩みや好みに合った、自分だけのお気に入りイヤホンを探してみてください!
また、その他のBluetoothイヤホンは、こちらで紹介しているので参考にしてください。
ポイントを押さえたイヤホン選びで、快適な音楽ライフを送ってください。