iPhoneで充電と同時にイヤホンを使う方法【そんなことできるの? 】

更新: 2023.06.28

iPhoneで音楽を聞くときはもちろん、動画視聴やゲームでもイヤホンを使うという人は多いはず。

しかしiPhone7以降のiPhoneではイヤホンジャックが廃止されたため、充電しながらだとイヤホンを使えないという問題が生じます。

特にバッテリーを多く消費する動画やゲームを楽しんでいるときには、このことがストレスになってしまいがちです。

そこで今回は、iPhoneで充電をしながら同時にイヤホンを使いたい人のための解決方法をお教えします。

iPhone7以降はイヤホンジャックが廃止され、ケーブルを1本しか挿せない

2016年に発売されたiPhone7以降、iPhoneではイヤホンジャックが廃止されています。

そのため、3.5mmステレオミニプラグのイヤホンやヘッドホンはそのまま接続することができません。

3.5mmステレオミニプラグを最近のiPhoneにつなぎたいときは、ライトニングケーブルとの変換アダプタを使うことになります。

もしくは、直接iPhoneと接続できる「ライトニング直結イヤホン」を使う方法もあります。

ただ、その場合に問題となるのは、iPhoneの本体にはライトニングポートが1つしかなく、そのためライトニングケーブルを1本しか挿せないということです。

つまり、そのままではイヤホンを使用しながら同時に充電を行うことができません。

iPhoneの充電の残りが少なくなってきたときにイヤホンが使えないのはかなり不便です。

そこでこの記事では、充電しながらイヤホンを使用する方法について説明していきます。

充電しながらイヤホンを使用する方法

充電しながらイヤホンを使用するには、4つの方法があります。どのような方法があるのか詳しく見ていきましょう。

変換アダプタにより充電用の差込口を増やす

iPhone本体にライトニングケーブル用の差込口が1つしかなくても、変換アダプタを使えば差込口を増やすことができます。

変換アダプタにはライトニングケーブル用の差込口を2つに増やすタイプと、ライトニングケーブルと3.5mmステレオミニプラグ用の2種類の差込口が用意されているタイプがあります。

ライトニング直結イヤホンを使うなら前者を、3.5mmステレオミニプラグのイヤホンを使うなら後者を選びましょう。

どちらも充電しながらイヤホンを使えます。

ワイヤレス充電を使用する

Qi規格などのワイヤレス充電ポートであれば、ライトニングの差込口を塞がないため、充電と同時にイヤホンを使用することができます。

外出先で使用できるワイヤレスモバイルバッテリーであれば、外出先でも充電しながらイヤホンを使用できます。

充電ポート付きのイヤホンを使用する

差込口を増やすには、最初から充電用の差込口が備えられているライトニング直結イヤホンを使うという方法もあります。

イヤホンのケーブルの途中などにライトニングケーブルを挿せる充電ポートが付いていて、いつも使っているライトニングケーブルで充電ができます。

このような製品を持っていれば、変換アダプタを使わなくてもイヤホンを使いながらiPhoneを充電できます。

HP-NX30L

ラディウス HP-NX30L 充電ポート付き FLW構造ドライバー Lightningイヤホン
iPhoneを充電しながら音楽や動画を楽しめる、充電ポート付きiPhone直結イヤホン。 ※24bit/48kHzまでの音源を高音質再生。

イヤホンのケーブル部分にLightning端子が付いているため、イヤホンを接続しながらさらにiPhoneへの充電が可能です。

FLW構造ドライバー搭載で音質にも非常に優れます。

App Switchボタンで「Apple Music」やラディウスのハイレゾ再生アプリ「NePLAYER」との連携も可能です。

Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンを利用する

イヤホンをBluetooth接続のワイヤレスイヤホンに変えてしまえば、もっと簡単に充電しながらイヤホンを使えるようになります。

Bluetoothは無線なので、イヤホンを使用するためのケーブルは必要ありません。

iPhoneのライトニングポートも使用しません。

そのためイヤホンを使用中でも、自由にライトニングケーブルとライトニングポートを使って充電できます。

おすすめのワイヤレスイヤホン

HP-T250BT

ラディウス HP-T250BT ノイズキャンセリング対応 完全ワイヤレスイヤホン

最小クラスのノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホン。

ラディウスの「tinyシリーズ」の最新製品で、高音質かつフィット感抜群です。

コストパフォーマンスにも優れた超人気モデル。

HP-P100BT

ラディウス HP-P100BT 低遅延モード&ハイブリッドノイズキャンセリングモード搭載 完全ワイヤレスイヤホン

音ズレを抑える「低遅延モード」が搭載されている完全ワイヤレスイヤホン。

Bluetoothイヤホンにありがちな“音ズレ“が少なく、ゲームや動画、オンライン会議でもストレスフリーに使うことができます。

ハイブリッド・ノイズキャンセリングモード搭載で、よりゲームの世界に没入できるイヤホンです。

HP-T70BT

耳からはみ出さないスマートサイズ、抜群のフィット感の完全ワイヤレスイヤホン。
小型で使いやすく、コーディネートに合わせて選べるカラーと、落ち着きのある重低音が楽しめる完全ワイヤレスイヤホンです。

有線イヤホンをBluetoothレシーバーで変換する

現在所有している有線イヤホンを使いつつ、Bluetoothを利用する方法もあります。

使用するのはBluetoothレシーバーです。

BluetoothレシーバーとiPhoneを無線接続し、有線イヤホンはBluetoothレシーバーと接続して使うことができます。

これなら、Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンを利用するのと近い感覚で、お気に入りの有線イヤホンを利用できます。

もちろん、ライトニングポートは使用しないので、イヤホンを使いながら充電もできます。

アダプタやケーブルを選ぶ基準となるMFi認証

変換アダプタやライトニングケーブルを新たに購入する際は、その製品が「MFi認証」されたものであることを確認してください。

MFiは「Made For iPhone/iPad/iPod」の略で、「iPhone、iPad、iPod向けに作られた製品」を意味します。

つまり、Appleが定める性能基準を満たした「Apple公式認定品」であることを示すものです。

アダプタやケーブルの中には、このMFi認証がされていない製品もあり、そうした製品は価格が安い代わりに、故障などのトラブルが多くなります。

たとえば製品が正しく機能しなかったり、異常に熱くなったり、損傷しやすかったり、iPhoneが壊れたりすることがあります。

また最初のうちは使えていても、iOSのアップデートで使えなくなることもよくあります。

まとめ

iPhoneに接続して使う機器類、アクセサリー類は、必ずMFi認証済みのものを選ぶようにしましょう。

パッケージなどにMFiロゴが付いているのが目印です。

Bluetoothや変換アダプタなどを利用すれば、充電しながらでもiPhoneにイヤホンをつないで音楽や動画、ゲームを楽しむことはできます。

上記を参考に、快適にiPhoneを使いこなしてください。